とんでもない都市内分権元年①

「都市内分権審議会」の傍聴に行った。昨日に傍聴予約の電話をしたら、昨年何度も通っていたので名前は覚えられていた。傍聴なんて数人いれば多い方なのだから当然。当方としてはブラックリストに転じないことを願うのみ。それに昨年は、今年度からのスタートに向けて大急ぎの答申の必要があって何度も開催されたから、その都度予約電話をしないでいいように年間予約にしてもらっていた。今年もそうしてもらおうと思って受付で頼んだら「あ、でもあと1回しかないと思いますよ」ということ。なるほど。形式的ではあっても、審議会を傍聴しているとこの舞台で何がやり取りされたかは分かるし、それなりに裏事情も見え隠れするのだが、この形式的手続きもないのだったら、めでたく都市内分権は独立して一人歩きに踏み出すのだ。末端の一住民としては相当に怖いことだ。

何が怖いかに入る前に、こういう審議会の謎というのが多々ある。まず事務局が配布済み書類を説明≒配布済み資料の読み上げをして、審議に入るのが一般的な進行方法で、審議といっても委員から質問、事務局が答えるという単なる往復パターンが多くて、委員同士で活発で建設的な意見が飛び交う、という場面は、私はほとんど見たことがない。本日も絵に描いたような事務局説明。国語の授業的に言うと「はい、よく読めました、次、○○さん」という感じ。漢字が読めなくてつっかかるよりはマシとしておこう。問題はその次。今日も司会自らが「細かく説明をありがとう…」などと言っているし、委員も言っていた。皮肉っているようでもなくまじめそう。傍聴席から見ている私に発言権はないから、思うしかない。「この書類作るのは仕事なんだし、何人で何日間かけているか知らないけど、いいじゃない、タダ働きでもないんだし。何より、これ実行して末端住民=ワタシが困ろうがあなた方が責任取るわけじゃないし…、だから言いたい放題。それで何でお礼言われるわけえ!」。これは公務員の方々の激務を知らない末端住民の戯言であれば、別にいいのですが。でも、その激務から誕生して今年スタートしてしまった都市内分権は、どっから見ても問題だらけだと思います。
by kienlen | 2006-08-11 19:37 | 地域 | Comments(0)

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