行政機関からの受託という仕事

1日働く分だけの量がある日だけ行く、というアルバイトだから、飛び飛びで今日がまだ4日目。バイト先の形態はNPO法人である。介護分野でもなく官製及びそれに準じるタイプでもなく、企業の社会貢献というタイプでもないのに、つまり、経営を支える基盤がないのに、有給スタッフを何人か抱えているNPO法人は、この辺りではそう多くない。ただ、食い扶持は行政の委託事業で、私もそのお手伝いということでの雇われの身。曲がりなりにも30年近く働いているわけなので、職種も就業形態もいろいろと経験した。フルタイム、アルバイト、自営等。とにかく安定成長だった試しはない。全然、自慢じゃないけど…。行政機関でのバイトも経験あるが、今回のように、行政の委託先民間事業所というのは初めてであり、末端の補助作業から、新しい世界を垣間見ているところ。で、もちろん業種にも発注先、受注先の姿勢にも担当者の力にもよることは承知の上で乱暴に言ってしまうと、この形態への疑問の方が期待を今のところ上回っている。もっともまだ末端作業で4日目。知るにつれて以下の感想が逆転することを願っている。

感想その①。方角の問題。どこを見て事業を遂行するか、という時の基準が複雑そうだ。おカネを出すところは行政機関であるから、発注元からの評価は気になるところだが、おカネの種類は税金なので、効果がなくても誰も困らないような、皆困るような。②行政なので当然目先の損得勘定で行うものではないから、評価基準も難しい。数値データとして、例えば動員数だと、人数だけあればいいのか、という、行政の事業の評価方法に対するのと同じいつもの疑問沸々。③こなすだけの仕事になっても、直接ソンをする人もでないし、倒産もしない相手なので、受注側がスキルアップを怠る危険。一口にナアナアというヤツ。以上少数例のみ。もっともこれらは、NPO法などができるはるか以前から、もっと隠れた形でやられていたことだし、今も多くの業界にあることなのだろう。私のような末端作業者が知らなかっただけのことだったのだ。
by kienlen | 2006-08-02 22:35 | 仕事関係 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen
カレンダー