『旅猫リポート』

友だちが貸してくれた。借りて読んだがあまりに感動したので買ったということで。有川浩は、娘が好きだったと思っていたので期待して開いたら、もう最初から受け付けがたい文体だった。1冊は読んだことあるけど、こんなだったっけ。読み進めるうちにますますダメになり、娘に連絡したら、彼女が好きだったのは高校までで、でもその後読んだらまだ大丈夫だったのでまだ若いと思ったのだそうだ。エッセイは読めない、と言っていた。エッセイではないのだが。それにしても何を感動するのか、きっと最後の方だろうと思って飛ばして読もうとしたが、相変わらずな表現だし、挫折しそうだと友人にメールしたら、がんばれと励まされた。はい。

せっかくなので読んだ。ただし時間をあまり使いたくないから飛ばし読み。猫や犬を飼っている人には、特に猫を愛している人にはきっと感動ものなのかもしれない。そして確かに最後は泣けた。泣けたけど、泣きたくて読んでいるわけじゃないし、と、まあ、素直に面白かったとは言いがたい。好みですし相性ですし、しょうがないことだ。友人には、カズオ・イシグロ好きな人には合わないのかもねえ、みたいに言われ、娘は、有川浩好きな人はカズオ・イシグロはかったるいみたいよ、などということであった。はい、色々勉強になりますと送った。これ、日本語じゃなかったらいいかも、とも伝えた。Amazonでも絶賛、しかし数人は何がいいのか分からないという声だった。後者の気持ち分かる。昨日は友人と二人忘年会をやり、今日も別の友人とお寺にお参りしてちょっと一杯の予定。何もない大晦日。

by kienlen | 2017-12-31 17:37 | 読み物類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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