自分をみつめる

今日は涼しくて、タイ人は寒い寒いと言っていた。マフラーをしてきた人もいたし、ジャケットもいた。確かに、エアコンも扇風機もいらない。外を歩きたくなり、そうかこういう気候だとそうかと思いながら、夕方ひとりで散歩した。ただ歩くのも何なので、布を仕立て屋に持っていてスカートとブラウスの仕立てを注文する。この間買った派手なインド製の生地だ。ショッキングピンク地に金のビーズ製の柄が難しく入っていて自由に裁断できないので型が限られると言われ、確かにその通りであると納得し、お任せした。それから、いつも買っている店にソムオーを買いに行く。散歩にちょうどいい距離だ。食事代より高いソムオーだが、大好きでたくさん食べてしまう。歩きながら、今回の滞在について考えた。一体何だったのだろう。仕事らしい仕事はほとんどないのにエネルギーは使った。どうしてなのかは、今のところ本当の日記以外には書けそうにない。

これまでの人生のつじつまあわせというか、綻びを縫ったような感はすごくある。これまで経験不足だった組織における人間関係の微妙さを現場で体験した。ちょっと極端な形であるだけに、短い間に早送りのように。それから、鉄道脇に住みたいという希望が思いがけない場所でかなった。そして水が恋しくてしょうがないというのも、運河や川の近くにいて、自分を再確認できた。それから、最初にタイに来た時の感情がよみがえってしまう状況があり、さらに遡って高校時代をものすごく思い出すこともある。いずれも年をとったという証拠の振り返りばかり。この先より今までの方が圧倒的に長いのだから当然だ。タイ語の勉強に費やす時間があったのはありがたかった。毎朝の自習を怠った日がなかったのは、他で成果を感じることができないので、これにすがったという面もありそうだ。残り少なくなり、次の方に関心が移行している。ああ、そして一番重要で認めたくないことは、自分の嫌らしさを激しく実感したということだろうか。

Commented by おトコ at 2017-12-23 16:28 x
不思議ですねぇ、齢が同じだからですかねぇ。
私は環境全く変わらずぼんやり暮らしてますけど
同じようなこと最近とても感じてます。
つまり自分の嫌らしさを実感するようなったってこと。
人生が一回りして自身の細胞壁がなくなったような感覚でおります。早く会いたい、あなたはきっと峠に行きたいと言うと思う(^^)/。
Commented by kienlen at 2017-12-24 12:35
> おトコさん
そうですか。同じ生活でそう感じる感性が素晴らしいですよねー。峠ねえ、そうかもねえ。なるほどねー。
by kienlen | 2017-12-18 21:38 | その他雑感 | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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