履歴書の形式

今日はアルバイトの面接に行った。日時決定のための電話連絡の時に「履歴書は市販のものがいいのでしょうか」と聞いたら、それが好ましいようだったが、かといってそうこだわるようでもなかったので、手軽な方法を選んだ。パソコンで学歴と職歴と資格だけ入力して、たまたま遊びに来ていた友人にデジカメで撮影してもらったものを、普通紙で印刷して写真添付に替える。「ババくさいから横を向け」と言われ、いっそ後姿にしようかとも思ったが、そこまではせずに正面で撮った。このようにした理由は手抜きというだけではなくて、少なくともこの辺りで手軽に入手できる市販の履歴書は、現状に適っていないからだ。春にハローワークを通じて、市販履歴書で一度応募した時の違和感が続いている。

「得意科目」という項目。この歳になって一体どうしろというのだ。で、空欄。「趣味」も難しい。例えば読書は昔は趣味と言えたかもしれないが、今は仕事だか趣味だか境界線が曖昧。編み物とか縫い物とか書けば書けるが、それと仕事の内容とどう関係するのだ。で、空欄。「特技」って一体何?アクロバットとかサーカスとか、そういうものを想像してしまう。これも仕事との関係が不明。で、空欄。職歴も、親から「会社名を覚えた頃には辞めている」と言われるほど、若い時から転々としているので、全部書くには欄が少ない。それに、今希望する職種と違うものを書いてもキャリアとしてカウントされるわけでもなかろうに、とか、考えてしまう。こういう履歴書は多分、転職がキャリアアップにならずに不利になる時代の産物なのだろうが、遺物として葬られずに今も生きているのはなぜなのだろうか。それともこの田舎の町に、売れ残って使えない履歴書が集まっていて、雇用を生む産業の集積地では現状に適ったものが売られているということなのだろうか。
by kienlen | 2006-07-20 22:15 | 仕事関係 | Comments(0)

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