組織の人間関係
2017年 10月 08日
今まで組織で働いたことはあるが、仕事柄もあるし自分の性格もあるしで、組織の何たるかは知らないも同然で、小説とかノンフィクションとかで読んでは疑似体験していたくらい。それが今になって、これですか、って感じの実体験になっている。その上、今日はちょっとした事件まであった。それで呼ばれて事情を聞かれるハメになった。その中で「どうしてそこまでになるまで1人で黙ってるのか、深刻にならないで話してくれれば良かったのに」と言われたのだが、そもそもその乱暴さに腹が立つ。話してどうかなるものなら話すが、そしてそもそも話してどうにかなるようなことなら話さなくたって、ここまでにならないのである、ということがどうして分からないのかということに対しての腹立ち。そしてそういう荒っぽい人たちに話すことでどういう作用が起きるかというのは不安もあるが、そんなことはどうでもよくて、成り行きは面白半分で見守るしかない。ああ、自分のことなので見守るってのもおかしいかもしれない。
という内面の事情までは言葉にせず「そう言われてもですね、私は外国人ですし皆様方の人間関係も存じ上げておりませんし、誰かに話すことでどう伝わるか分からないですから、話せるわけありませんでしょう」という意味のことを流暢に言えるといいのだが、流暢でなく言ったのだった。それにしても自分がどうしてここまで深刻になるかについては、多少の謎でもある。深刻というのは違うか、でもまあ、真面目に。友だちに話してきたところ、感想は「そんなにまじめだったんだ」「そんなに我慢強かったなんて知らなかった」「もっと自由奔放かと思っていた」「イヤなことはすぐ止めちゃうと思っていた」などに集約される。いずれも自分からすると大きな誤解である。そんな大胆な人間ではなく忍耐と我慢の連続だった、とまで言うとウソになるが、そんなに自由だったことがあるとは思えない。それにしても明日からの展開が、もう全然読めません。
by kienlen
| 2017-10-08 19:12
| その他雑感
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