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それでクレット島

時間の流れが急速に速くなっている。クレッタ島の続きを書かないうちに次の週末がやってきてしまう。で、そのバスから降りて自転車タクシーで船着き場に行くか歩いていくかでとりあえず歩くことにする。自転車は帰りに乗った。ほんの数分の距離でもタイでは何かの乗り物があり、そしてたいていの人は歩かない。私はてっきりバスで橋を越えて島に行くのかと思っていたらとんでもなくて歩いた先にお寺があって、ここから渡し舟があるのだった。

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島のシンボルという洪水の浸食で傾いたという築300年の斜塔をバックに写真を撮っているタイ人グループは、このカッコウからして自転車仲間か。20年前と変わったこととして自転車がすごく増えている印象。この辺は木の下にベンチがありタイによくあるタイプのリゾートになっていて、弁当を食べるのに良さそうだった。
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バンコクはどこもかしこも中国人や韓国人だらけなので、ここもそうかと思ったらタイ語ばかりが聞えて来た。タイ人の週末の遊び場のようだ。お寺があって市場があってというのはどこも同じで、そして川辺にこういう食堂があって、特別なことはないように見えたが、そうでもなかった。
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特徴のひとつはお菓子。お菓子はどこにでもあるが、ここではその場で作りながら売っているのがほとんどで、細工も細かくて工夫されていてオリジナリティがあって楽しい。お菓子好きなら行く価値がある。それにしてもせっかく行ったんだから買えば良かったと帰って来てから思った。タイの伝統菓子は結構好きなのに。
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それと素焼きが有名なのだそうで、工房の様子を見せながら売っている店もあった。
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バナナの葉っぱで作ったものか、かわいいバラもあった。渡し舟に乗る前の市場にて。
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市場を歩き続けて、一体どこまで続いているのかと思って聞くと、このまま行くと何キロもあって暗くなるから戻った方がいいよと言われて途中で船着き場に引き返した。
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出発が遅かったので島に着いた時間が午後になっていたが、もっと早く出発してもっとゆっくりしても十分に面白い島のようだ。また行ってみようと思う。その時はお菓子も食べて食事もしたい。日本語のフリーペーパーでも紹介されているような場所ではあるが、さすがにちょっと行きにくいのか外国人らしき人を見かけなかった。もっともタクシーで行けばすぐだけど。帰りはタクシーにしようかと思ったが、大きな通りに出たらちょうど乗り合いのトラックが待っていて、行き先をみるとチャオプラヤー川の船着き場まで行く。こういう交通手段はタイ語が読めたり話せたりしないと使いこなすのが難しいが、おかげで安上がりになった。この日も小さい乗り合いトラック、スカイトレイン、ボート、バス、自転車タクシー、渡し舟、大型乗り合いトラックと、多様な交通手段を利用した。旅気分を味わえた日だった。















by kienlen | 2017-07-20 20:23 | | Comments(0)

信州で読んだり書いたりタイに住んだり戻ったり旅したり


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