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迷いながら学ぶ

昨日はバンコクまでバスで2時間ほどの町に住んでいる知り合いが上京できるというので会うことになっていて、東方面のバスターミナルのある地区で待ち合わせた。スカイトレインで行くと簡単で速いが、時間があることだし別の方法を調べて、バス乗り継ぎ1回で行けそうなことが分かった。タイ人に聞いたらいくつも乗り換えで2時間はかかると言われて、そんな手間までかけるのは止めようと諦めていたのだが、1回乗り換えならたいしたことない。それにバス路線も興味深いし、知りたい。10時の待ち合わせに対して7時に出発。バスを待つが全然来ない。どうも休日の朝便は相当間引きしているように感じられる。とにかくこういうことは体験してみないと分からない。30分強待ってやっと来たので乗り、バスの車掌に乗り継ぎできるバス停を聞こうか、いやいや会社も違うし知らないかも、客も多いし面倒だ、それにここらへんでいいはずだし、と思ってベルを押すと、運転手と車掌に大きな声で「どこで降りるんだい」と聞かれた。

まっすぐな道の途中のバス停と思っていたら、別の通りに入る直前で、次のバス停はそっちの通りになってしまうということだと思われるので、大変親切な運転手と車掌さんであった。それでここぞとばかりに「149に乗り継ぎできる所」と答えたら「なにい、もう来すぎている、戻れ」と言ってバスを停めてくれた、というか降ろされたというか。でも、人の気配は少ないし一方は高い壁だし、あんまり一人で歩きたい雰囲気でないので戻るのは止めて、徒歩でチャオプラヤ川の船着き場に行けることを知っている場所でもあったのでそっち方面へ。とりあえず対岸に渡ってしまおうと思って渡し船に乗ったが、次にどうしていいか分からない。高級ホテルの前でインフォーメーションというブースはあったけど開いていないし、それにこんな高級ホテルでバスの行き方を聞くのもお門違い。身分社会のタイではバスに乗るような貧乏人は軽蔑されるのです、なんて、ほんとのこと。で、バスは諦めてこの高級ホテルの船着き場からスカイトレインに乗れる船着き場に行こうとしたら、ここじゃないと言われる。どうもこちらは観光客向けの気配。で、そこにいた人に聞いて少し歩いたらあった。
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客は皆無だった。そしてさっそくボートが来たので合図したのに、往路と復路の船着き場が違うのか、行ってしまった。ちょっと待っててくれれば間に合ったのに。時間はたっぷりあるのでいいのだが、何しろ誰もいないのでここでいいのか心配になり、奥の方で話し込んでいるユニフォーム姿のタイ人男女がスタッフのように思われて尋ねると「来る、来る、落ち着け」と言われた。一応確認しただけなのだが、焦っているように見えたのでしょうか。そしてしばらくしたら船は来た。妙に豪華な大げさな船だった。
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まあ、そうは見えないと思うが・・・。車掌がすぐ切符を売りに来るので値段聞いたら切符の数字を示された。19バーツ。目的地までは2、3分で到着。サパーン・タクシン、つまりタクシン橋という船着き場はスカイトレインとつながっているので外国人も大勢乗り降りする。もっとも外国人が多いのはここに限らないが。結局ここからスカイトレインに乗ってしまったのでこれまでの苦労は何だったんだ。スカイトレインが高いから節約しようなんて気もあったのにそうもならなかったし。しかしその友だちから早く着いてしまったと連絡があり、すぐ行くことができたので良かった。
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ターミナルは多分変わってないような感じ。えー、ここからビエンチャンにもアンコールワットにも行けるんですか。今の自分の状況には目の毒。
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久々に会った友だちと日本の店だらけのショッピングセンターで食事してカフェでコーヒーを飲んでおしゃべり。私の好きなタイプのパンが売っていて試食したらすごく美味しかったが、高価なので諦めた。
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by kienlen | 2017-07-09 12:38 | 地域 | Comments(0)

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