弁護人

午前の仕事らしきものは連日キャンセル。友達とランチして午後は仕事かと思ったら、これも連絡なしのキャンセル。毎日無収入で毎日自由。こういうスタイルでやっているのだから自業自得。まあ、半ば予測していたのであらかじめ時間を調べておいた映画を見に行った。買い物依存だとモノが増えるが映画やら本やら酒に依存したところで目に見える害はなく何も残らない。本は残るといってもたいした害にならないし。映画館の窓口にいたのはよく知っている人だった。臨時のバイトだそうだ。この映画館の常連さんのようなコアな人でも、この映画の後は目を腫らしていたことや、彼女自身も見てすごく良かったと教えてくれた。でも、観客は自分含めて2人だった。

これも実話に基づいているということだが、始まりは1980年代初めのころから。つまり韓国は軍事政権下。高卒で苦学して弁護士になった主人公は金儲けに奔走して明るい。デモのニュースを見て、こいつらけしからんというような人物だったのに、諸々の事情から国家保安法違反事件の弁護をすることになる。このあたりの転身ぶりは、勝手ながら自分の中の弁護士像と重なってリアルに感じられた。法廷で、出来レースの公安、検事、裁判官と闘う場面のやり取りは面白かった。韓国映画を見ていると、ほんと熱いなと感じる。これもそうだった。目を腫らすほど泣いたかというと、そうでもなかった。行間を読ませるというよりは全部さらしている表現スタイル。面白かったけど、どうも自分としてはもうひとつ何か足すか引くかが欲しい感じではあった。


Commented by jun at 2017-02-15 06:45 x
連日の映画で羨ましい限りです。週末には、どれかを観ようかと思います。いつも貴重で面白い情報を有り難うございます。
お酒については最近、信濃町と飯山にいい酒造と出逢い喜んでいます。kienlenさんの審美眼の影響を受けている気がしてありがとうございます。
添加物を加えた安酒のことを「経済酒」ということを初めて知りました。これが私の悪酔いの一因だったかなあ? でもまあ、飲まなきゃいいんですが。
また、最近のドラマ「カルテット」での軽妙な会話が面白く、友だちの夫のことを「夫(おっと)さん」と呼んでいるのが面白かったです。
Commented by kienlen at 2017-02-15 08:51
junさん、おはようございます。私は早起きが羨ましいです。自分ですればいいことですが怠惰。夫さんの対は妻さんですかね。夫さんは一部では使われていると思いますが、そういえば妻さんがあってもいいなと思いました。日本語って呼称が不便といつも思ってます。
by kienlen | 2017-02-14 23:25 | 映画類 | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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