『日記をつける』

荒川洋治の講演会に行った時、一緒に行った荒川ファンの友達に影響されサインもらうために購入した本。岩波現代文庫。講演がすごく面白く、この本も語りのタッチと似ているなあ、面白いなあと思いながら読んだ。娘にこういう本を読んでいると話すと、彼女はずっと日記をつけているそうで、1日の整理ができない日も日記を書くことで落ち着くのだそうだ。へえ、と思っていたら、ちょうどこの本にもそういうようなことが書いてあった。そんなこともあり、細部の積み重ねで成り立っているエッセイもいいものだ、なるほどあの友達が好きなのは他の読書傾向と併せて理解できるぞと思いながら読み進めていくと、ブログについても割合と紙幅を割いている章があった。ブログに対しては、ここまでなのかとびっくりするくらいに批判的で、個人的な行動を無許可で書かれるのは嫌など一部賛同できる部分はあったけど、すべてそうそうとうなずけたわけではなかった。どちらかというと前半の方に面白味を感じた。
Commented by jun at 2016-12-09 21:46 x
日記代わりにブログをされている方もいるように思います。私が参加させていただいている連句の会の方もそうで、他に子や孫に消息や近況を知らせる意味もあるとも言っていました。私は約20年前からやはり何かに影響されて日記を付けています。三日坊主にならないように、また毎年買わなくていい『石原式6年日記』を使っています。時に3日分をまとめて書くことも多いです。巻末に余白がたくさんあり、1日に書くスペースが足りない時にはそちらに書き加えます。また、住所録を毎年更新しなくてよく、前の年やまたその前の年などの同じ季節に何をしたかが一覧で分かります。
何よりも何年かまとまっているので、そのものをなくさない限りは探さなくて便利です。
ただ、振り替えって読んでみて同じようなことをしている自分に気づくのは年のせいでしょうか?
Kienlenさんの創造的で切れのあるブログには頭が下がります。
Commented by kienlen at 2016-12-10 07:21
ブログだと非公開にしない限りは公開なので、誰にも見せないことが前提の日記とはまったく違いますよね。あと匿名性は問題にしていました。それと、精査されないまま垂れ流しにできることの問題も。そういったことに無自覚であることも。
by kienlen | 2016-12-09 19:51 | 読み物類 | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen
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