暗い水曜日

f0104169_1134423.jpg雨の日は特にタイを思い出す。そういえば今頃は雨季だ。一雨くると涼しくなる、というほどには至らないが、猛暑の猛が少しおとなしくなる。それでよく眠れるので泥棒が喜ぶとか、なんとか。それを思い出したせいでもないけど、今朝も寝坊した。こんなに怠惰な日々を過ごすのは、今までの人生の中で初めてだと思う。勤め人をしているとここまでひどくなれないし、勤めでなくて仕事が少なくても子供が小さかった時は、その世話やら、保育園に連れて行くのに早起きする。で、その後でまた眠るなんてことをした覚えはない。今と違って。今思うと、働き者だったのだ。と、さっそく基準線をずらす自分が情けない。それにしても半端だ。全く働いていないわけではないが、仕事といえる程ではない。それなのに、気持ちだけは仕事中心の時のままだから、これではまるで、中の空気がほとんど抜けているのに、それを認めたくなくて、丸いつもりでボールを蹴っているような感じ。

ベッドの中で絶望的になって起きるのも怖くなる。でも寝続けたら絶望がもっと深まりそうで起きた。子供達は順調に行けば自立、ダメでも大人にはなる。当方は老いる一方。夫との関係は悪いとかいいとかではなくて、子育てという責務が一段落した時に一緒にいる理由があるのか、どうか。彼にとっては異国であるし、彼は私より随分と若かったはずだから、もう一度人生を考え直すことは可能だろう。で、決定的なのは、やはり仕事だ。人をコントロールすることには興味ないが、人以外で何か自分の関与を実感できるものなしに生きる気力を維持できるだろうか。これはこれは、まるで今更の自分探しのようで我ながら滑稽。自分としては、こういうことはざんざんやってきたつもりでいたが、どうもこういう方面に強欲であるようだ。キリがない。せっかくの気持ちのいい雨なので、せめて掃きだし窓を開けて花を愛でた。
by kienlen | 2006-07-05 14:36 | その他雑感 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31