ミモザの島に消えた母

今日は市内で仕事だったので歩いて現場へ。通勤ラッシュが終わって静かになった町を40分ほどの散歩。それも気持ち良かったし、内容的にも久々に充実感があり、終わってから映画を観に行くことにした。予告を見た時、サラの鍵の監督だということで気になったのと、母の死の謎を解くみたいな物語がやはり気になったのと、時間的にもちょうど良かったのでこれにした。観客は自分含めて2人。そんなに期待していたわけじゃなかったけど、自分的には大変好みだった。スタートが「現実に直面しないとダメじゃないか」みたいに言う男性に「直面してないのは兄さんでしょ」みたいに言う女性の場面。現実やら自分やらを直視しないままに来ることの問題についてはよく友人と話すので、おお!と、惹き込まれる。そのまま最後まで。いやあ、多分ものすごく地味な映画なのかもしれないけど、私はすごく良かった。この間のベストセラーが、面白いけど何か物足りないと感じたのに対し、こちらは、面白いというのでもないのに、どうしてこんなに感動するのか、という感じ。もっとも友人はベストセラーに痛く感動しまくっていたけど、これを見たらどうだろうか。もう明日で終わりなので見るわけないが。物語としてはいかにも作り物感と、情感としては直球感とがない交ぜになった印象がサラの鍵と同じだった。そしてとっても繊細で冷静で、音楽もすごく良かった。家族って何、をつくずく感じた。迷ったけど、見て良かった。こんな映画をこんな地方都市で上映してくれる映画館に感謝。
Commented by jun at 2016-12-02 07:11 x
お早うございます、kienlenさん。今日限りですか、残念です。支配人には間接的にお世話になっております。
向き合う、とはなかなか難しいです。だから課題なのかも。時にスルーする場合も多い私です。
ところで、再三お話しています「逃げるは恥だが役に立つ」は調べたら東欧の諺だとか。
でもこのご推薦の映画は課題図書と共に課題映画として、チェックしておきます。
いつも新鮮な生の情報を有り難うございます。

「トランプの 占う先の グローバル」

近作川柳です。回文ではなく平凡な内容ですが、トランプさんは反グローバリズムだとか。
経営者なので向き合うことのできる現実主義者か、それとも更に悪くなるのか。
Commented by kienlen at 2016-12-02 17:13
> junさん
この映画、他の人がどう感じるかは知りたいところです。東欧の諺なら米原万理の諺の本にあるかなあ、見てみます。
by kienlen | 2016-12-01 22:34 | 映画類 | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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