『キリスト教文化の常識』

前に一冊読んで面白かったので同じ著者の本を。石黒マリーローズさん。国際化といっても欧米を知るにはキリスト教の知識が欠かせないという視点から、それを伝えるための本を書いているようで、前のもこれも同じ趣旨であり、キリスト教が何より素晴らしいとかキリスト教徒になれという勧誘ではない。で、自分にとってのキリスト教への興味もそれなので、ニーズに応えてくれるのがありがたい。さっそく偶然いくつかの疑問に対する答えがあった。ひとつはハロウイン。ネットで簡単に調べても何かいまひとつ分からずにいたら、この本にこう書いてあった。「…たくさんの知らない聖人たちのためにも祈りをささげる日、それが諸聖人節または万聖節の11月1日であり、その前夜がハロウインになるわけです。ハロウインのハローは『聖なるもの』を意味しています」。まあ、でもこれで何か分かったとはいえないか…。

あと、おーーと思ったのがイギリスでの日曜日営業。ドイツでは日曜日はちゃんと店が休みだったのにイギリスではそれがないどころか、美術館や博物館なども定休日がないようで娘とびっくりしていたのだが、その説明があった。それによると「1994年の8月28日より、イギリスで今世紀初めて、法的に日曜日にデパートやスーパーマーケット其の他の小売店が営業できるようになりました。経済復興のためですが、日曜に仕事をしてはならない宗教的な約束事が破られることになったのです」。キリスト教を理解するのに役立つ映画の紹介もあり面白かった。

by kienlen | 2016-11-06 23:56 | 読み物類 | Comments(0)

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