初めて出国審査なしを経験

ヒースロー空港では迷いまくりだった。まず到着した時、どうしてこんなに延々と歩くんだ、しかも他に誰もいない、飛行機は一席残らず満席だったのにおかしい…と思いながら歩いていて、実は電車があったことを知った。それでも入国審査に間に合ったからいいけど、そんなことより驚いたのは出国審査がなかったことだ。電光掲示板を見ると3時間前からチェックインできたので済ませてすっきりしてしまうことにした。席を決めて荷物を預けてチケットとパスポートを受け取る時に「・・に行ってそれから電車に乗って」と言われたが、早口で・・の部分が聞き取れなかった。まあ空港なんて表示を見ていけばいいのだから恐れることはない、と思って聞き返すこともせずにいたら、どこに行っていいか分からなくなった。そもそもそのビルはブリティッシュエアー専用らしく他の航空会社のカウンターもなく、今まで見てきた空港と違うなという印象はあったが、それにこれまでも結構迷ってはいるが、次にどこに行っていいか全然分からないというのは初めて。しょうがないから、親切そうに見える女性職員にきき、なるほどそういうことかと思って行くと、そこは荷物検査だった。

そこを出ると免税店なんかがあり、待っている人も大勢いた。しかし私たちは電車で別棟に向かわねばならない。そっちにも免税店があるのか分からず、紅茶を買いたいという娘に付き合って時間をつぶす。出国審査を受けてからの免税店と思っていたので何か違和感はあったが、自分の記憶間違いかもとも思う。買い物を終えて電車に乗って該当の棟まで来たら、そこはラウンジ。出国審査を通ってないではないか。しかしどう間違えたところで、審査カウンターがあれば通るはずだし、あってすり抜けられるようだったらまずいではないか。ホテルまで送ってくれたガイドさんが「入国は厳しいけど出国はパスポートも見ないですよ」と言ったのは比喩と思っていたが、本当に見ないのか、じゃあどうやって出入国者の管理をするんだろうか、かつて多くの国々を支配していた名残で出国などどうでもいいのか等々疑問が渦巻く。もしかして搭乗手続きの時にスタンプ押すとか、まさか、と娘と疑問顔。で、結局スタンプなしに搭乗となり、羽田で送り帰されたらどうしよう、まさかね、と、でも幾分の不安はあったが何事もなく帰国できた。ネットで調べると一応それらしきことは書いてはある。ヨーロッパ諸国へ行く人にいちいち出国審査するのも大変だろうし、だったらやらない方が合理的ということなのか。管理だけならチケットでできるはずだし。いずれにしろ自分にとっては初めての経験で、今回一番驚いたのがこれだった。

by kienlen | 2016-11-03 18:16 | | Comments(0)

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