自問自答をつらつら

若い時、旅行したいという欲求がなかった。今になってあちこち行くようになって、なぜ若い時はそうでなかったのかを考える。娘を見ていてその理由が何となく分かった気がする。ガイドブックを見ながら、そこに載っているレストランを目指したり、例えば日本では販売されていないイギリスだけのニベアが3種類あってそれを見つけてお土産にしたり、ということへの方が興味があるようで、町を歩く時もキョロキョロするんじゃなくてたいていうつむいて歩いている。何か自分なりの発見を求めたり、ハプニングを求めているようにも見えない。私の方は、ああ、こういう旅をしたくはなかったし、今も同じだなと感じながら、それを見ている。娘と自分では年代が違うし、まあ娘であるので、違和感を覚えたり腹をたてつつも一緒に行動しているし、彼女にしたって、自分では関心のないことをブツブツ言っている親にうんざりしているだろうから別にどっちがいけないというのではないが、つまり旅に何を求めるかという自分なりの目的が分からなかったのだと思う。

そもそも目的を決めてから行動するタイプでもないのに、どうしてこんなことを今になって感じるのかも分からない。娘への腹立ちかもしれない。日本に戻ったら忘れるようなことを吐き出しているということになるかもしれない。とはいえ、タイに居た頃は仕事があって子どももいたのにしょっちゅう旅はしていたのだから、それを旅に入れたら、旅していないということにはならないか。気持ちを言葉にするというのは難しい。しかもこんな形では尚更。これから5泊したロンドンのホテルをチェックアウトして空港へ。前回のヨーロッパで娘が味噌汁を持参したのがひじょうに良かったので今回、私も持参。毎朝と、ホテルの部屋で夕食の時はその都度飲んでほっとしていた。多めに持ってきたつもりだが、全部なくなってちょうど良かった。
by kienlen | 2016-11-02 14:33 | | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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