『完訳チャタレイ夫人の恋人』

なんという不覚。こんな素晴らしい小説を読まずにきたなんて。あまりの感動に次の読書にとりかかれなくなっている。内容を知りもせずにワイセツ裁判という思い込みだけがあり、こんな素晴らしい文学とは知らなかった。今後、好きな小説をひとつあげろと言われたら、まあ、そんな質問されることがあるとは思えないが、これをあげることになるように思う。最高だった。古本屋に105円で置いてあり、じゃあ風呂の中でボロボロになってもいいかという感じで読み始めたら、これのどこがワイセツなんだ、哲学じゃないか、すごい、すごいの驚きを誰かとシェアしたくて心当たりに聞いたけど、今のところ読んだ人にも深く感動したという人にも出会えていない。いやあ、小説ってすごい、深く満足。風呂で数ページずつで何か月も要してしまった。高尚過ぎて感想書けません。伊藤整訳のを補訳で完訳したもの。そういえば若い時に伊藤整好きだった記憶があるが内容を覚えていない。あとがきと解説も良かった。保存版にしたいくらいだがボロボロになってしまって申し訳ない。
Commented by jun at 2016-10-07 20:25 x
電子ブックで読み始めたら面白いですね。「地味に凄い!」です。「地味に」は「とても」の意味だと「校閲ガール」を見て知りました。少し前の作品ですが「書店ガール」などのマイナーな活字媒体にも陽が当てられることに少しの希望を感じます。ボロボロの本もいい記念ですね。新しい装丁版などにも活路がある気がしますが現実には難しいですね。それでも編み物で再生するように自分で気に入った古い本を自己流で手直しするのは楽しいです。
それにしても、いつもながら有難うございます。また楽しみが増えました。
Commented by kienlen at 2016-10-08 08:45
junさん、読み始めたんですか。ではまた感想をお願いします。結構長いのでしばらく楽しめると思います。そうか、自分でカバーを作ればいいですね。そうしよ。ヒントをありがとうございます。
by kienlen | 2016-10-06 23:15 | 読み物類 | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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