謎のフルーツ

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昨夜、夫の店に寄ったら混んでいた。日本人でもタイ人でもないのが分かるグループがいたので聞いたらビルマ人だった。つまり昨日は日本人よりも外国人をたくさん見たということになる。まあ珍しくもないか。カウンターに座ると、夫が見たことのない食べ物をくれた。ピンポン玉と野球ボールの間くらいのサイズで赤い皮で中身のスカスカが見えるような軽さと感触。ああ、あれだと思って近くにいた知り合いに一個やると「ナツメだ」と言った。そうそう、ナツメ。でも、だとしたらお化けサイズ。あんなものを品種改良して売り出しているんだろうか。近くにいたタイ人に聞くと、もごもごと、聞いたことのない言葉を言った。夫に聞くと「そんなの見たことない」で、もう一人のタイ人に聞くと「タイにある。何だったかな」。

タイ人がナイフで切ってくれた。蜂の子そっくり。スプーンですくって食べるとジューシーで酸っぱくてすっごく美味しい。外見からは想像もしていなかった味わいだ。夫によると友だちが持ってきてくれたとのこと。その友だちというのは沖縄出身で、スリランカと行き来していて彼の地の友人もよく来る。スリランカの食べ物に違いない、あるいは沖縄。いずれにしても南国っぽい。乾燥地帯で渇水状態にある時に木の実を見つけ、期待しないで割ってみたら、おお、水分が、という感動は想像できる。それにしても空間ばかり多くて非効率的で、味わいは柑橘類で代用可能な気もする。一体何なんだ。くれた友人にメールで出所と名前を聞いたら「沖縄から送られてきたパッションフルーツ」とのことだった。彼によると、最近栽培するようになっているそうだが評判は今ひとつとのこと。ああ、これが名前だけは聞いたことのあるパッションフルーツ。パッションを感じない外見からは期待はずれの秘めた情熱、という意味なのか。ひとつ絞ってもおちょこ1杯分くらいだろうか。貴重なものをいただいた。味はとても気に入った。

by kienlen | 2016-08-28 21:44 | その他雑感 | Comments(0)

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