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ライフ・オブ・パイ

サブタイトルが「トラと漂流した227日」。こういうサブタイトルがあり、トラとの漂流場面を強調した予告編を見て、行きたいと感じられず、劇場での上映を見逃していた。ただ、センスのいい友人がこれを何度も何度も絶賛していて、さらにインドが舞台と聞き興味がわき、昨日散歩がてらに入ったレンタルショップで借りてきて見た。大変面白かった。予告編から、ただトラと漂流する場面が延々と続くイメージを持っていたが、そんな単純な映画ではない。絶賛していた友人は最近、長年の迷いを払拭できて洗礼を受けたところで、そういう人が見たらもっと深い理解ができるのだろうと思うと、自分のこの無知が残念。でも、このところ、聖書を深く読み込んでいる友人から解説を配信してもらったり口頭でも聞いたりで、それは多少の助けになっている気はした。ひじょうに深い暗示に満ちた内容で、映像もきれいで劇場で見たかった。それにしても、映画の宣伝をどうするかって、まあ映画に限らないが、難しいとは思うけど、227日の漂流をあえて強調する必要があるんだろうか。予告はすごく単純化されていたように記憶している。いやはや、難しいが、しかし難しくなど考えなくても、とてもとても面白かった。劇場上演があったらもう一度見たい候補。
Commented by jun at 2016-08-02 07:06 x
面白そうですね、kienlenさん。映画の宣伝は本と本屋と連携させてあまりでお金をかけずに、という手法を角川が初めてやった、と今日の新聞の記事にありました。今は何かとタイアップというのは当たり前になりましたね。こうした口コミも。私も映画館や映画は楽しみながら応援したいです。
さて、「FAKE」は見るかどうか迷いましたが結局「素敵なサプライズ」を一昨日観ました。副題が「ブリュッセルの奇妙な代理店」とあり、珍しいオランダ映画だというものも興味を引かれました。街並みはあまり出ませんでしたが、随所に小さなサプライズ満載で良かったです。
Commented by kienlen at 2016-08-03 09:00
junさん、おはようございます。私は小さな失敗の重なりで気分は今一つなこの頃です。昨夜は駐車場から車出せなくなりました。
by kienlen | 2016-08-01 11:23 | 映画類 | Comments(2)

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