乾いた花

友だちが送ってくれたDVDの束を見ていたらこういうタイトルのがあった。サンダカン八番娼館が良かった話をしたら「だったら『もず』もいいかも」と言っていたのでそうしようかと思っていたが、乾いた花なんて素敵なタイトルに目が釘付け。何も知らずに再生してみたら、石原慎太郎原作だった。音楽は武満徹。主演が池部良と浅丘ルリ子。白黒でくっきりと映し出される浅丘ルリ子の魅力的なことといったらなかった。それを見ているだけで素晴らしい。池部良も良かったけど。

池部良の役は、敵対する組の人を殺して出所したばかりのヤクザ。東映ではなくて松竹のヤクザ映画のせいか、といってもヤクザ映画に詳しくないので知っているわけじゃないけど、紳士的で魅力的であった。3分の1くらいは賭場の場面かと思われるくらいのボリュームで、掛け声とか様子が面白かった。ここで浅丘ルリ子の魅力満開となる。これまで敵対し合っていた組同士が、外敵を得て手を組んだりという、まあ分かりやすい流れがあり、ストーリーはまあ普通で、浅丘ルリ子と音楽と映像が良かったという感じ。その友だちとは、映画の楽しみって色々あるから、それでいいんじゃないのってことになった。

by kienlen | 2016-05-09 20:05 | 映画類 | Comments(0)

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