ブルーベリーの畑

6月の収穫時期になったらお百姓の友だちのブルーベリーの摘み取り作業を手伝うことになっていて、準備として畑を見学した。かわいい花がついていた。父の畑にブルーベリーを植えようかと考えていたので作り方を聞いたら結構大変そう。それ用の土を入れないとならないし、水を切らすと枯れてしまう。「イチジクなら簡単かな」と尋ねたら「あのねえ、そんな簡単にできるものないよ」と言われた。剪定の仕方も果樹によって異なる等々の説明を受けたが、やったことがないので分からないことばかり。隣に極太の桃の木の並ぶ畑があり、あまりの太さに驚いていると、その畑が元肥料置き場だったからだろうということだった。それは他人の畑だったが、友人的にその桃の木を見るとだいぶ問題があるようで色々と解説を聞いた。南天も植えてあった。これは楽そうだったので年末の小遣い稼ぎの手段として一考の余地ありか…。

まとまりのない毎日だ。農家なら季節に応じてやるべきことがある。勤め人なら出社や退社や休日がある。自営業なら常に攻めの姿勢でいないとやっていけない。さて自分はどうかというと、発注があってやるという受け身が身についている。よって日ごろの姿勢は、いつ何があっても対処できるようにしておこう、ということになる。耕したり盛ったりした後は、すかさず元の平に戻して備えるというイメージ。言い換えると空っぽ。常に空っぽにしておくことで歳を取ったら厳しくなると考えていなかったわけではないのに、考えているのと現実になるのとではまるで違うわけだ。かといって、あの時ああしていたら今ごろはブルーベリーなり桃なりが実っていたのに、という後悔みたいなのがあるかというと、そういうのとも違う。というような人間の気持ちなんかにお構いなく庭の草も芽吹きも元気になっている。

by kienlen | 2016-04-18 21:33 | その他雑感 | Comments(0)

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