旅と買い物

この間気付いたのだが、日本では買い物に入ると店員さんの方から「いらっしゃいませ」と言う。これに対して客が何か答えるかというと、そうでもないように思う。いらっしゃいました、という挨拶が対になっていれば便利だと思うけど、ちょっと不自然なので、店のサイズとか雰囲気によってはこんにちわとか言って、そうでなければ黙っていても不自然ではないように思う。こういうことをいちいち考えなくていいコンビニとかスーパーってやっぱ便利ということになるのか。なぜこんなことを改めて感じたかというと、チェコ語がどんな言葉なのか知りたくて本屋に行ったがなかったので図書館に行ったら『チェコ語の隙間―東欧のいろんなことばの話』というのがあり、手に取ったら大好きな黒田龍之助さんの著書。絶対面白いはず。迷わず借りた。

家に戻って「はじめに」を開いたら「まさかいないとは思うが、この本をチェコ語の参考書のつもりで購入された方は、今さぞや失望されていることだろう」が冒頭の文章だった。ネット注文だったらお気の毒と。これからしてもう面白いのだが、チェコ語の挨拶が載っていて、その章のエッセイの中に、日本と違って店に入ったら客の方からこんにちわの挨拶をし、出る時も客の方からさようならを言うのだと書いてあった。なるほど、納得!この間の旅で娘が持参したガイドブックを読んでいた時、国を特定してあったか記憶してないが「店に入る時はハローと言いましょう」みたいな箇所があり、ちょっと違和感があったのだ。この違和感はこちらの本の説明で完全に氷解した。こういうささいな事が面白い。というわけで続きを読み、チェコ語の本を見つけに東京に行くことにする。ネットだと、参考書じゃないのを注文してしまうかもしれないし。

by kienlen | 2016-03-20 15:38 | | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31