ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります

友だちから、いいよ、見て見て、と言われていて、じゃあ見ようと思っていてなかなか行けず今日が最終日。上映は1日1回で午後1時40分から。家で昼ごはんを食べてから行こうと思っていたところに電話。長話になり、間に合わなかったら止めてしまうつもりだったけど、間に合いそうだったので行った。上映会場に入ると観客が多くて、場所を間違えたと思っていったん外に出そうになった。数えると11人。良くて5,6人というのばかり見ているので驚異的である。その後も数人来たので相対的にはかなりの観客数だった。その友人のいいが何なんだろうかと考えながら見た。主人公は初老のカップル。それだけで親近感その1。1人は芸術家。それだけで親近感その2。ああ、これはその友人を想像してである。年齢的には自分がふさわしいが、カップルとか芸術とかになるとその人なので。

そのカップルが、エレベーターのない5階の家まで階段を上るのがきつくなり、これを売ろうということになった。といっても、不動産ブローカーを営む親戚の入れ知恵という感じの描き方。オープンハウスで人を集めて入札なので価格の動向が気になる。同時に次の住処も探さねばならず、やはり入札物件で、今度は逆にする側になる。という過程で時々、カップルの馴れ初めが思い出の形で登場する。黒人と白人の結婚が珍しかったことも含めて。いずれにしろ、何のかんの言っても2人の絆は強い。結局どうなるかというと、そういうことになる。地味でしみじみしていて、素直で複雑ではない。行ったことないけど、アメリカっぽいというか、自分の中では、アメリカ映画のひとつの典型な感じがした。流れに翻弄されることないでしょ、という感じの。悪くなかった。

by kienlen | 2016-03-18 22:32 | 映画類 | Comments(0)

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