初めて乗った個室
2016年 03月 03日
しばらくすると車掌が来た。若者2人にえらく長々と何かしゃべっていたがさっぱり分からない。分からないのはつまらない。若者は切符を見せたりして、何か文句あるかよ、みたいな態度。それから車掌がこちらをチラチラ見ながら去り、しばらくするとまた来て、今度は私たちのチケットをチェックした。さっき一緒に見なかったのはまた来る口実かもしれないと、何となく感じた。そのうちに若者は眠ってしまい、1人はベッドのように横になるので娘にぶつかった。爆睡していて故意とも思えず、徹夜で遊び明かしたのかもしれない。別に悪い人そうでもない。しかし娘はたまらないので私が間に入ることにした。歳取っているとこういう時に便利だがどうも落ち着かなかった。空き部屋じゃなくて、ひとりくらい先客のいる所に座った方がいいかなと感じたので、次に乗った時はひとりで分厚い本を読んでいる女性のいる所にした。さり気なく荷物を上げるのを手伝ってくれたり、降りる駅に不安があったので尋ねたら丁寧に教えてくれたりで非常に助かった。
by kienlen
| 2016-03-03 14:29
| 旅
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