『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』

娘が旅に持参して読み終えたので帰国の飛行機の中で私も読むことにした。機内でいくらかでも眠れるといいのだがまずムリなので、眠ろうなんて気を起こさずに読書と決めていた方がいい。クラクフは駅が近代的で、つまらないといえば言えるけど表示も分かりやすく、空港までも昨年の秋に開通したばかりという電車でちょっとですごく便利だった。観光地という感じ。空港はまだ工事中でものすごく混み合っていた。こんなに混んでいる空港を見たのは初めて。そして搭乗予定のミュンヘン行きが40分も遅れたのでその間も本を読めた。娘が「面白い」と言っていたけど、これはこの歳になって読むのはちょっと青春物語過ぎるように感じた。でもすごいな村上春樹、相変わらず徹底してこういう路線というのは。つまらなくはなかったけど、最後のつくるの独白のような部分はちょっと飽きてしまった。

つくるさんはこの物語の中で、昔の友人を訪ねてフィンランドに旅していた。私達は反対方向へ。ミュンヘンでの乗り継ぎ時間があまりなくて40分遅れた時点で間に合わないかと思ったり、まさか待たずに出発するはずないと思ったり。行きのフランクフルトのようなセキュリティーチェックがあったらムリ、と覚悟した。クラクフの空港の免税店でポーランドのウオッカを買いたかったが、ミュンヘンでチェックがあったらダメじゃないかと娘が言い出し、確認したくても誰に聞いていいか分からず、知っているかなと不安半分でレジで聞いたら、チェックがあってもいいような完璧な包装をしてくれた。さすが。これで安心と思ったら何のチェックもなく乗り換えできてしまった。ただ、時間はないわ、ゲートは変わっているわで、走っていた。乗り換えにはそれほど慣れてないし、空港の規模を知らないと移動時間の予測がつかない。羽田でも走っている外国人がいたが、こういうことねと経験してみて納得。とにかく間に合って、本日帰国。新幹線じゃ眠れないし高いし、予定を変更してバスにして寝てきた。一番迷ったのは新宿駅かも。

by kienlen | 2016-02-26 20:17 | | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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