スープ

今回の旅で気づいたこと。スープがないこと。汁物が欲しいなと言うと娘が「味噌汁持って来た」という。旅に日本食品を持ち歩いたことなんてないので全くうかつだったけど、それはありがたい。ウイーンでは1度朝食の席で、そしてプラハではホテルの部屋でお湯をわかして1度飲んだ。とても美味しかった。そして、そういえば自分はうどんとかすいとんとかラーメンとか、一品で全部満たせるものが好きであることに気づいた。そういう存在に当たるものがこちらにあるのかどうか分からないまま去ることになるが、こんなにスープを欲したことは今までないので、多分朝食のビュッフェにあったんじゃないだろうか。プラハでは五つ星のホテルで朝食もひじょうに充実しているけど、それでもスープがないということは、きっと朝からスープという習慣はないんだろうと想像するしかない。しかし前回のフランス、ドイツがどうだったか忘れてしまった。一緒に行った友だちに聞いてみよう、覚えているだろうか。

外で汁物を欲しい時にテイクアウトで多いのはホットワイン。プラハの街はぶらぶらしていると客引きが結構多くて、それはバンコクのようでもあるが、バンコクのような怪しさはなくて正規のチケット売りでコンサートもクルーズもこれで行った。で、そのクルーズには飲み物がサービスというか価格に含まれていて、選択がコーヒーか紅茶かビールかホットワインだった。ホットワインを本場で飲むと美味しいよという話は聞いたことがあり、ホットワインにしてみたらほんとに美味しかった。ホットワインの看板は街のあちこちにあり、紙コップで飲めるようになっている。これが旅行者対象なのかどうかは知らない。だから旅行ってもどかしい。自分が旅好きというタイプでないことを旅のたびに確認しているような気がする。かといって住むことはできないし、住んだから何が分かるかというとそれもほんの一部でしかないし。帰国直後からの仕事の連絡がFacebook経由で友人から来て「現実に引き戻してごめん」というメッセージが添えてあったけど、旅で現実逃避したいわけでは全然なく、旅と仕事を比べると仕事の方が多分好きなのだ。ああ、別に比べられるようなものでもないけど。ああ、スープからずれた。
by kienlen | 2016-02-22 15:13 | | Comments(0)

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