パキスタン人を夫にもつ友人が来た

朝風呂に入っている時に友人から電話があった。付近にいるというから、寄るように誘ったら、服を着たとたんにチャイムが鳴った。1年以上ぶりかと思う。彼女の夫Mさんはパキスタン人で、中古車販売業をしている。エスニックビジネスには棲み分けがあって、パキスタンの人は車関係が多いのは知られている。どうやら事業は順調のようで、中古の家を買ったということ。自分にとっては馴染みのないパキスタンの事を、この友人とMさんを通じて聞くことができるのは面白い。特に感動するのは、長男の責任の重さである。長男であるMさんは、家族を養うために仕送りし、妹達の結婚相手探しに奔走し、家族に問題があれば駆けつける。家族員が多いから、心配の種は尽きない。実質的には一家の柱でありながら、親への尊敬の念は変わらない。女性には優しく、男性は女性を養わなければいけないから、責任感が強い働き者である。パキスタン男性と結婚する日本人女性が多いのはこのためなのかと感じ入ってしまった。

「もし自分に女の子がいたら絶対日本では育てない。あんな格好してけしからん」なのだし、「子供が親に逆らうなんていけない」のである。ひ弱になった日本男児とタイの男に聞かせたい、と思う人は、きっとたくさんいそうで、私などが独占インタビューしてしまうのはもったいないし、価値がない。自信をもってこう言い切り実行するMさんが年配者であれば驚かないが、まだ30代の前半。Mさんが特別かと思ったが、程度の差こそあれ、長男の責任は共通しているらしい。日本でもタイでもこういう価値観が基底を流れていることは分かるが、保存性と表出性で突出しているように感じられる。タイではよく「男は象の前足、女は後足」という諺が引用されて、そして「でも今は逆です、アハハ」となる。そんな諺があったわけ?と言いたくなったタイ暮らしの実感で、タイ男性と暮らす実感。
Commented at 2010-08-01 01:45 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kienlen at 2010-08-01 08:36
匿名さん、国際離婚のトラブルは本やネットでしか分かりませんが、大変そうですね。何らかの手段で、知らせるべき現実を広く知らせていただけたらと思います。
by kienlen | 2006-06-13 16:21 | 男と女 | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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