日本の一番長い日 

日本映画の名作をDVDに焼いて送ってくれる友人がいる。とってもありがたい。それなのになかなか見ない。所有しているといつでも見れるという安心感があるのと、見ると読むがあると読むを取ってしまうから時間がない。今日もその友人から電話があった。「日本の一番長い日を見たよ」と言った。送ってもらったのが10枚以上はあるのにさっぱり減らなくて、そのことについてチクチク言われるから、今回は何とか先手を取ったつもり。「それで、どうでした?」と友人。「すごく良かったと言えなくて、どうしてかなとずっと考えている」と私。電話の気配から、彼の失望感が伝わってくる。

同名の新作を見て、何かピンとこなかったと言ったことで、確か急遽ラインナップに加えてくれたものだったはず。だから旧バージョンに期待し過ぎたのだと思う、というだけの感想で友人が満足するはずはなく、もっと話さなければならない雰囲気だった。ひとつ、セリフの文章が完結してなくて、それは実際の会話ではよくあることでリアルなのかもしれないけど、何か気になった。全く納得しない友人。そんな些末なことより肝心なことがあるよね、日本の歴史ですごく重要な日で一歩違ったらという恐怖はあるけど、それに軍人がああなるのは分かるような気がするけど、ジャーナリスティックならもっとヒンヤリ描いた方がいい気がして、人間を描くなら何か物足りなくて…でもごめん、そこまで分かってない、と話しているうちに出かける時間になってしまった。映画の感想を言葉にするのは難しい。「一度じゃ分からない」と言うと「二度は見ないでしょ」と友人。ほんと難しい。

by kienlen | 2016-02-08 23:18 | 映画類 | Comments(0)

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