はなちゃんのみそ汁

朝9時半から上映のこの映画を見に行った。というのは、これを見てから付近のレストランでランチをしながら映画の感想を話そうというのを友人らが企画し、参加することにしたのだった。いつもほとんど1人なので今日のように7人も8人ものグループで見たのは初めて。このグループのおかげでいつになく観客が多かった。こういうことでもないと見なかっただろう映画だけど、思ったよりずっとずっと良かった。大学院を出てこれから社会人で結婚も控えていた女性が乳がんになり、乳房切除。相手の男性は、子どもができないのを理由に反対する両親を説得して結婚。思いがけず妊娠したが、女性ホルモンの分泌が盛んになると再発のリスクは高まる。迷った挙句に産むことにして女の子を授かる。

子どもがいるから生きられる、という感じは子どものいる身として共鳴せずにいられないし、心を激しく揺さぶられる。広末涼子、良かった。体質改善を試みたところ再発したがんが消えるという喜ばしい時期もあったが最後は亡くなるという実話の映画化で、タイトルは、主人公の体質改善に際して医師のアドバイスが玄米と味噌汁で、命の短いのを感じた主人公が、保育園児の娘に味噌汁の作り方を教え込むことからきている。タイトルがこうだから、この場面が強調されるのかと思ったらそうでもなく、色々と適度なバランスだった。舞台ドレスを着て舞台裏で味噌汁を飲む場面がちょっと不自然だなと思っていたら、玄米を炒って容器に入れる場面が撮影用の角度であると、野菜ソムリエが経験に照らして話していた。それぞれの職業や境遇で視点も思いも違うだろうから、皆さんの感想を聞けるのを楽しみにレストランに向かっていたところに急な仕事の依頼が。仕事となると反射的に言うことを聞いてしまうクセでいきなりしゃきっとしてしまい、ランチを急遽キャンセル。残念だった。

by kienlen | 2016-01-13 22:34 | 映画類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen
カレンダー