ヴェルサイユの宮廷庭師

一昨日、間違えて外出したので時間的にちょうどいいという理由を主に観た映画。予告も観たことなく何の知識もなし。妙に観客が多いなと感じた。7~8人はいた。それで、案外メジャーな映画なんだろうか、と思った。タッセルが目立つ最初の場面から美しい。タイトルからしてフランス語かと思ったら英語だった。ルイ14世が英語で話すというのはちょっと不思議ではあった。でもこの間の杉原千畝も、日本人含めみんな英語だった。舞台は1682年、ヴェルサイユ宮殿の庭の一部を建設する準備から完成まで。宮廷の天才的なお抱え庭師が、一部を任せられる人物を探すところからが始まりで、この庭師は実在の人物なのだそうで、彼に選ばれる女性庭師が架空の人物とのこと。

宮廷の庭師の男性がとても魅力的だった。宮廷内においても夫婦関係においても微妙な地位、立場にあり、国王の気に入らなかったら死刑を覚悟しながら自分の責任の下に一切を取り仕切る才能あふれるアーチストという役割がよく伝わる。女性の方も強くて繊細で理想的な人物。理想同士が惹かれ合うというラブロマンスではあるけど、それを主題として見なくても豪華絢爛な美しさと宮廷内の退廃、国王の苦悩だとか女性同士の男性同士の権力争いとか、人物と関係性も面白かった。何となく観ただけだけどすごく良かった。写真は娘がヴェルサイユ宮殿に行った時のもの。私は時間がなくて行かなかった。
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by kienlen | 2016-01-09 09:33 | 映画類 | Comments(0)

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