ギャラリーとカフェと本と

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行ったことのないギャラリーでやっているという鉛筆画の展覧会の案内を友達が持っていて、行こう行こうと言いながら、勤め人である友達とそうでない自分と、毎日営業しているわけじゃないギャラリーとで時間が合わずにいたらお終い近くになってしまい、本日行ってみることにした。主催しているのは額縁作りやさんだった。つまり自分の額縁を使っての展示。なるほどー。額縁って作るの難しいんでありますか、と聞いたら、そうでもないですね、ということだった。他にできることは何かありますか、と聞いたら、直線以外はできませんということだった。面白かったのは、マットできちっと絵をはめてしまうのは日本独特ではないかという話。彼が住んでいたアメリカでは、遊びをとって額縁内に納める手法が主流だったそうだ。

なるほど、額縁の中で浮かせるようにしてあったのはそういうことだったのだ。新鮮だったし、これの方がいいなあと思った。自由な感じで、自分でも何か描いて額に入れたくなるぞ、みたいに思える。で、つまり、その額縁作りやさんは、アーチストの持ってきた絵に合わせて額縁を制作し、額に納めるところまでを仕事にしているのだそうだ。実は自分も絵描きになりたかったが額作りに転換したのだそうだ。ギャラリーは暖房がなくて寒さに震えながら、そんな話しをしていたら面白くなった。80人くらい出展しているので何人か知っている人がいたし、鉛筆画といっても色々で、作品内容にも価格の付け方にも個性が出ている。額のサイズが同じという統一感と作品の不統一感が楽しかった。
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それから冷えた身体を暖めにカフェへ。友達がピスタチオのケーキを選びながら「理由は後で説明する」と言うから楽しみにしていたら、おもむろに取り出したのが梨木香歩の『ピスタチオ』という文庫本。渋く筑摩文庫。タイトルの文字の色とケーキの色が全く同じ。これは注文するよねー。彼女が読み終えたら貸してもらうことになっている。それまでに今借りている梨木香歩のもう1冊を終えないと。


Commented by おトコ at 2015-12-18 14:43 x
どこのギャラリー?。もう終わっちゃった?。
額縁は見たい、教えて。
Commented by kienlen at 2015-12-20 00:19
トコさん、お返事遅れてすみません。行きました?
Commented by おトコ at 2015-12-23 10:06 x
この額縁、とてもいいなあと思いました。
遭えて良かった、ありがとう!。
Commented by kienlen at 2015-12-23 14:55
情報でお役に立てれば何より。作品展ぜひ実現を!
by kienlen | 2015-12-17 18:22 | その他雑感 | Comments(4)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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