結婚

明日は重要な仕事が入っていた。声がでないとどうしようもないものだ。初日はこんなに長引くと思わなかったので心配していなかったがだんだん心配になってきた。今日は声が出るようになったものの、何か音が出るというだけでしかない。こうしていると、音から言葉への流れは興味深い。明日になって画期的に改善するとは思えないのが確実になった夕方、先方の営業時間のギリギリになって事情説明をFaxし、判断を任せることにした。延期の返事があり、ほっとしてワインを開けたところに友だちから電話があった。この声を聞くと恐れをなして切る人ばかりなのに、彼は勇敢だった。つまりそれだけ深刻とも言える。話題はただひとつ、結婚。

私は孤独感が強いので、相手がどこの誰でどうのこうのというよりも、とりあえず一緒にいてくれればいいや、という感じできたように思う。もっとも食べ物の好き嫌いが激しいとか狭量だとか潔癖症というのはだめだけど。もっともそういう人に自分が好かれるはずないけど。彼は、芸術的センスがあって、話ができて、と要望がある。「夫婦で話なんかしなくたっていいじゃない」と言うと「×さんはいいだろうけど、そうはいかない」と言われて、後からちょっと考えてしまった。実は自分だって、一緒に飲み食いしながら共通の話題で話が弾むような夫婦関係へのあこがれはあった。でも、そういう関係を求めるなら、それに向かった不断の努力が必要だろうということも今なら分かる。夫婦関係にそこまでのエネルギーを割くのを放棄した結果が今だ。というか、相手が外国人だとまたちょっと事情が違うかも。おいおい考察してみたい。

by kienlen | 2015-12-04 22:20 | 男と女 | Comments(0)

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