駅から徒歩187分

新聞の折り込みチラシを見ることは気まぐれで年に1度くらいしかないので、一時期は入れないでもらっていたが、求人広告と不動産広告だけは見たいので今は入れてもらっている。今日は不動産の日だった。実家のある地名が目に入ったので見てみた。父がひとりになった時、付近に住んで余っている畑で野菜作ったり料理したり草木染したりという、ずっと思い描いている生活を実現するには今だなという気になった。何しろ現金収入は望めないのだから衣食住の最低限を自給するしかないと、作るのが好きな農民資質の者の考えるのはこんな程度。本当の農民はもっと厳しく考えるし、商人資質だったらモノを動かすなり別の観点なんだろうけど、今更生まれ変わるのはムリ。とはいえ、実行もせず生まれ変わりもせず今に至っている。

それでその広告を見ていたら、交通が最寄り駅から「187分」と書いてあった。いよいよ目もダメになったかと思ってよく見ても同じ。187分って3時間7分ですよね。それにあの駅からあの場所までだと山越えであることも、多少の土地勘のある人なら分かる。鉄道のないのがこの地域の特徴なのであるから。これは単なるウケ狙いなのか、まじめに歩いて計ったのか。夏歩くのと冬に歩くのでは分刻み以上の差がでそうだし、途中で休憩を取るのか取らないのかによっても違いそう。やはり侮れない不動産広告。求人広告も「誰でもすぐできる」を売り文句にしているようなのを見ると、誰でもすぐできる仕事をして何が身に付くのか心配になったりするのだが、187分のインパクトの方が万人に向かって訴えている感がある。今まで気がつかなかった。これからもっとちゃんと見よう。

by kienlen | 2015-12-04 15:18 | その他雑感 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen
カレンダー