自分の好みが反映されにくい日本の外食

息子の部活のバレーの中学校生活最後の試合なので、午前中は観戦、午後はちょっとした現場仕事があった。バレーは無様な負け方で気分が良くないまま会場を出て、午後の仕事まで時間があるので友人を呼びだしてランチをとることにした。老舗のホテルの中華レストランへ。中華が好きなわけではないが、他が満席だったのだ。私の味の好みは偏っていて、とにかく辛いものが一番。タイに長居した理由もタイ料理が美味しかったことが大きいし、今この町に居られるのもタイ料理がいつでも食べられるからだ。それで、タイ料理以外の場所でも、一番辛そうなヤツを注文するのが常で、本日もそうすることにした。ただ、先日、韓国料理の店で「ピリ辛」とあったのを頼んだら、やけに甘くて閉口したので、今日は警戒して「甘くないですか?」と尋ねてみた。タイだったらこんな聞き方は絶対しない。「砂糖は入れないで」と言えばいいのだから。とにかく、具も味付けもできる限り要望を伝える。それどころか、簡易食堂なら厨房に入っていって自分で作ってしまうこともある。夫もやっていた。これだと当然、自分の好み…。私は自分では作れないが、あれこれ注文はうるさい方だ。砂糖は入れない、味の素は入れない、唐辛子は5本、マナーオ(レモン)はたくさん等々。すると作りかけで「これでいいですか?」と味見させてくれたりする。

そんなことがクセになっているので、日本のイタリアンレストランのレディースセットのデザートを、ビールかワインに替えてくれと頼んだことがある。女は甘いもの好きなんて、誰が決めたのだ。少なくとも私も友人の多くも菓子よりは酒なのに、巷ではレディースセットとくればデザート付きがほとんど。その時は、検討の余地なく断られた。ファミレスでタイ料理フェアをしていた時は、好奇心から味見に行って、ついいつもの調子で注文したら店員があっけにとられていた。それで改心して、なるべくお仕着せで我慢することにした。食事をお仕着せで良しとすると、その他全般も従順になりそうな感じ。ハイハイ仰せの通りにします、と。共謀罪?ハイハイ、教育基本法変える、ホウホウ、憲法も変える、ヘイヘイ。身近なところから自己主張ってのは、案外大切なことなんじゃないかな。
by kienlen | 2006-06-10 21:32 | タイの事と料理 | Comments(0)

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