サイの季節

予告を見てて面白そうと思ったわけでもなく、どうしてもと思ったわけでもなく、他を見ようかとの気持ちもあったが、やっぱり行くことにした映画。理由はトルコ映画でクルド人がテーマだから。今思い出しても涙が出る、そして映画好きに尋ねても知っている人に会えない、もうずっと前に見た「そこに光を」というトルコ映画が忘れられないから。

観客は1人だった。1人で見るにふさわしかった。1979年のイラン革命で捕まった詩人と妻。妻は先に釈放され、夫の死を知らされる。遺体はなくて墓石の前で泣き崩れる。夫は30年後に釈放され妻を探しにトルコへ。というストーリーは、ぼうっと立ち上ってくるだけで、全編が詩。詩を映像にしたらこうなるのだ。私はすごく好き。見て良かった。でも見て見てという対象は思い浮かばない。最後の最後まで詩。フラフラ出てきた。
Commented by jun at 2015-10-30 07:00 x
「サイの季節」に「そこに光を」はどちらも良さそうなので観てみます。
本については、読書会の主催者の一つの解釈に聖俗二元論がありましたので、村上陽一郎の『近代科学と聖俗革命』を読み返してみようと思っているのですが見当たらない。
それにしても全編が詩というのも面白いですね。
今日は夜明けと共に公園の散策。今、秋の薔薇が満開です。
「薔薇の園 引き返さねば 出口なし」
これはある方の俳句ですが、まるで詩ですね。
Commented by kienlen at 2015-10-30 23:03
junさん、こんばんわ。村上陽一郎のそれ、面白そうなタイトルですね。秋の薔薇園に迷いに行こうかな。
by kienlen | 2015-10-28 19:41 | 映画類 | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen
プロフィールを見る