いつものことで泣くな、娘

知り合いのブログを見ていたら面白かった。新婚さんで、夫婦の会話がまるで落語。笑った。いいなあ、ウチも夫婦の会話があると年に何度かは面白いことがあるかもしれないが、ないから書けない。最近話したのなんて、しょっちゅうタイに行っている夫に「何か面白そうなタイの小説買ってきて」と言ったら「かつて小説を読んだことはない」できっぱりおしまいだった。まあしかし、何年も前から同じことを頼んでいる自分も自分で、何年も同じ断り方をする夫も夫である。そのくせビジネス書はたくさん買ってくる。どうせ本屋に行くなら、1冊くらい小説を入れてもいいと思うが、独自の美学でもあるんだろうか。それでも前回は、試しにタイ語のアルファベット表を頼んでみたら買ってきたのだった。妻が頼んだことを覚えているなんて、そして聞き入れるなんて、まさかと思っていたのに意外。それで今回も、あと2枚買ってきてくれと頼んだら、これは無視だった。調子にのってはいけない。

で、夫が成田空港に着いてしばらくした時間に娘から電話があった。どうも泣いているらしい。何か困ったことが起きたのかと思って不安になりながらきいたら、パパがバスの予約をしてくれっていうからネットでしてやったのに間に合わなくて無駄になった、4000円、とのことだった。あの時間に空港に着いて、その時間のバスに間に合うわけがなく、そしてバスで帰って当日の営業時間に間に合うわけがない、ということは深く考えなくても分かる。ビジネス書ばかり読んでいるとこうなるのでしょうか。しかしこの程度でメソメソしないでいただきたい。「パパはいつでもそうだって知っているでしょ、お願いだから、そんなことで動揺しないでちょうだい」と頼んだ。まったくなあと思って夫に電話して娘の様子を伝えると「4000円ではなくて3200円」とだけ言って切った。核心に触れたと感じる会話をしたことがないので喧嘩もしたことがない。ある意味の平和。


by kienlen | 2015-10-24 10:12 | 家族と子供の話題 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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