『ノルウェイの森』

本棚に村上春樹の本がたくさんあるのでそこからこれを。村上春樹本はすべてもらいもの。大方は、友人が家を整理した時に引き受けた本の中にあったもの。残りは、別の友人が引っ越しに際して何人かに本を少しずつ分けた分の中にあったもの。これは前者。その友人がなぜ村上春樹の本をたくさん持っているのか、この本を読んで何となく分かったような気がした。彼女から聞いていた個人的体験と自分の中で重なる点が多々あった。それと、さすがにどれも読み始めたら止められないという共通点がある。私は小説はさほど読んでいなくて、エッセイをいくつか読んだ程度。よって、どうのこうのと言えるほどの経験値がないけど、これって原点的なものじゃないかと何となく感じながら読んでいたら「あとがき」があり、個人的な小説だとあった。ふむ。

病人だらけの今日を先取りしている印象。この間も昼間ばったり会った知り合いが、道ですれ違っただけなのに、何を話すかと思ったらうつ病の時の様態を話しだし、ああ、あの当時この人はうつ病だったんだと初めて知り、何てヤツだと思ったことを反省。頭が入れ替わったみたいになるそうだ。同じ日の夜にはもう何十年も精神の病で波乗りのようなアップダウンを繰り返している友人から電話。ここ何年かは統合失調症という診断名で落ち着いている。しばらく連絡がないと思ったら精神病院にまた入院していたそうだ。そうそう、ウチにある春樹本の何冊かはこの友人の置き土産なのだった。そして彼は調子のいい時にはいつも村上春樹を読んでいる。入院中は、突然走り出す症状があったそうだ。幻聴の話しも自殺願望の話しも聞いているので、登場人物の感じは想像できた。もっとも他人事じゃなくてウチにもいますが。以上、本の感想になってない、思い浮かんだこと。ひきずられないようにしましょう。

by kienlen | 2015-10-15 22:51 | 読み物類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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