旅の見え方も仕事によって違う

昨日帰国してまっ先にしたことはメールのチェック。10日間の留守の間に重要な仕事の連絡でも入っていたら…という期待も不安も裏切られ、届いていた450通超のうち、かろうじて仕事関係は2通のみ。友人等からの私信ゼロなのが寂しい。で、仕事関係のひとつは写真家からの依頼で提案してあった観光ポスターのキャッチコピーの採否についてで、採用ならそれなりに、採用されなかったらそれなりに、という報酬体系だった。先方の希望を直接聞くことができないし、説得力充分な素晴らしい写真のみにして言葉はなしという意向も強そうだったので期待はしていなかったが、それでもウンウン唸って時間をかけたもの。結局、当方の提案を元に言葉を足したということで、報酬は採用と不採用の中間でどうかという内容だった。それで結構です、ありがとうございます、の返信を出した。
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もうひとつは、出発前日に飛び込んだ文書翻訳について、人名で不備があり先方より指摘があったとの内容。ここでの人名というのは日本人名なので私の単純なミスだ。これはもうまったくいけません。出発直前だったので10日間待ってもらえるかとの打診も頭をよぎったが、ボリュームのあるものではなかったので引き受けた。そのような状況がこのようなミスを生まないように注意したのに…反省。ところで今回の旅行で一緒だったのは会社をやっている友人。共通点といえばお互い仕事人間ということだろうけど、その中身が全然違う。自分で経営するということは、彼女の表現を用いれば「世界観を作る」ということで、その表現を用いて私のような受注仕事を表せば「人の世界観に合わせる」ということになるだろうか。言ってみれば、使う側と使われる側。心情も行動様式も異なるわけだが、封建制の時代でもないので、きれいに分かれるというものでもない。ただ、ミスは使われる側にとってより響くだろうと思いかけて、そういう単純なものでもないかとも思うので、考察対象メモってことで。写真はコペンハーゲンの書店にて。村上春樹の翻訳本多かった。

by kienlen | 2015-09-12 12:20 | | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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