深夜のびっくりした出来事

友人と飲んでいて、帰りが遅くなった。暗い道を自転車で走っていたら前方に男性の歩く後姿が見えた。夜道で男性と会うのは、いくらこの歳になったとはいえワクワクする、なんてはずがなく、武器を持っていないとも限らないし、と思ったりで身構えたくなるが、心構え程度しかできずに大急ぎで追い抜こうとしたら、とても小さな犬が眼前で、チョロチョロしている。その男性は深夜に犬の散歩をしていたのだと気付いて、急ブレーキをかけた。危うく轢くところだった。あるいは自分が転んだかもしれない。それを逃れるだけの運動神経が残っていたのは幸いだった。ほっとして思った。もしこの状況で、耳にリボンなんかした犬を轢いてしまったらどういうことになるのだろう、と。

こちらは飲酒自転車運転であり、これは法律違反。すると、犬の治療費を負担し、あるいは死亡の場合は弁償しなければならないのか。しかし、こんな深夜に小ウサギ位しかない、見えにくい犬が道の真ん中を散歩するなんて、私には想定外。でも、相手からしたら、せっかく静かになった通りで深夜の散歩を楽しんでいるのに、こんな時間に酔っ払いが自転車をぶっ飛ばして通る方が尋常じゃないと主張するかもしれない。それで思い出したのだが、以前も自転車で歩道を走っていたところ、前を歩いていたご老人が突然歩行先を変更して、軽くぶつかったことがある。ほんの軽くだから問題があると思わなかったが、彼は倒れたまましばらく動かず、こう言うのだった。「腰にいろいろなものが入っているから、転ぶと大変なことになる」。人工の骨とか、器具とか、そういうものなのかもしれない。恐ろしくなった。幸い何事もなかったのだが、車を運転する時は、加害者になる可能性を常に考えなければいけないものの、自転車の時には被害者になる心配ばかりしていたことに気付き、注意するようになった。これに犬の心配が加わった。まさか、黒いヘビなどを散歩させる人はいないと思うが、そこまでくると避けようがない。
by kienlen | 2006-06-07 23:42 | その他雑感 | Comments(0)

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