ミシン修理

何十年も人に預かってもらっていて、自分でも存在を忘れていたミシンが戻ってきた。使えるかなと思って試してみたらウンともスンとも言わない。しかし、これが使えたら縫う気がでるに違いないというシロモノ。今のミシンも悪くはないはずだが、やはり物足りない。三つ折りにすると不安なんだから…。そういえばよく通る道沿いにミシン修理の旗があったはずだ。透明なドアから中にミシンがひしめいているのが見えて、怪しいなあみたいな感じもあったが、ちょっと聞いてみることにした。重たいミシンを積んで現地へ。ライトはついているが、ドアはロックされている。ミシンの墓場…なわけないのにそういう感じの店内。呼び鈴を押しても反応なし。しょうがないからスマホで検索して電話したら、だいぶたってから応答があった。

店の前にいるんですけど、と言うと、すぐ出ますとのこと。待っていたら男性がドアを開けてくれた。怪しい感じでもない。車から重いミシンを出してくれた。20年以上経過しているので分解するので、と言うから、楽しそうだなあ、外科医が手術したい以上に分解したいんだろうな、こういう人達と思いながら、とにかく直していただきたい一心の当方、でも値段が気になる。とにかく分解するから18000円はかかるという。お願いします。モーター取り替えの必要が生じたら3000円アップ。いずれも税別。つまり2万以上。出費ではあるが、これを処分という選択はないので頼む。「これは一生ものですよ。厚いのでもグっと食い込んで」と言うから、そうなんですよーと泣きそうになる。店内にあふれる傷だらけらしいミシンを見回していたら「部品を確保するために集めたもの」と言う。どうりで。「仮に部品を取り換えることになってもこれ以上の値段にはならないから安心して」と言いながら伝票切ってもらった。すごく楽しみ。
by kienlen | 2015-05-28 09:18 | その他雑感 | Comments(0)

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