感涙にむせぶ

朝方ちょっとした仕事。子どものお小遣いくらいの報酬をいただき、家での趣味を続けるため戻る。ちょうど夫が出ていくところで、彼が受理した私宛ての宅急便が届いていた。差出人は息子。何なんだよ、不用品を送りつけたのか、この間やったタイシルクのネクタイが気に入らないと戻してきたのか等々、彼に絡むとよからぬ想像ばかりが膨らむ。それにしても宅急便で送るって何。手に取ると軽い。ロフトの袋。まさか…と思って開けると、ボールペンが入っていた。4月の給料は日割りで足りないからと、さらに物入りだからと、このところもだいぶ送金したばかり。いつになったら解放されるんだ、でも今月は給料入るはずだよな、と考えていたところ。メッセージは何もない、ただリボンで結んだボールペン。

誕生日だ、母の日だ、と贈り物の習慣のある人なら驚かないだろうけど、ウチはそういうの全然ない。誕生日に家族から何かもらったことなんて皆無。それが不満ということもない。欲しいものは自分で買うし、不要なモノは要らないし。だからこういうことを想像したことはなかった。初給料でお母さんに贈り物なんて美談、聞くよな、関係ないけど、と思ったことはあるが。思わず涙が出てしまった。もちろん、考えることは考える。上司から言われたんじゃないか。周囲がそうしているからしただけだろう…とか。ま、それでも感涙にむせんだのだった。私の好きな赤。包装紙も捨てらないので取っておくことにする。そして宅急便のおかげで息子の住所を知れたのは副産物。素直にありがとうの気分。夫に伝えたら「父にはなしか」と言っていた。それにしてもびっくりした日だった。
Commented by jun at 2015-05-28 06:52 x
こちらも貰い泣きしました。
ところで、もうすぐ6月。6月の第3日曜日は母の日に比べ少し影の薄い父の日ですね。
そこで一句。
「父の日に 母親の恩 思い出し」
回文ではありません。
息子さんの初給料、おめでとうございました!
Commented by kienlen at 2015-05-29 08:08
junさん、一緒に泣いてくれてありがとうございます。川柳は父ならではの微妙さですね。ボールペン、もったいなくて使えません(笑)

by kienlen | 2015-05-27 22:26 | 家族と子供の話題 | Comments(2)

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