旅先ショッピング

バンコクのウイークエンドマーケットでは、タイの変化を感じた。売り子がほとんど声をかけてこない。笑顔もない。みんなスマホを見ている。ただし食堂は違って活気があってニコニコしていて相変わらずだったけど。それにどこでも物があふれているのでわざわざここに来なくてもなって感じ。それと今回は娘が一緒で、東京にいる彼女にしたら物なんか見飽きているわけだし、食べ物への欲求の方が強くて他は関心が低そうだった。自分にしてみると、向こう何年か分かの夏物の服をタイでまとめて買いたかったので、それでも少し歩いたら、声をかけてきたのは金髪の外国人だった。声のかけ方は、娘に対して「キミの目は日本人じゃないねえ、タイ人の目だなあ」というもの。

そう言われると応じたくなる。父親がタイ人なんだというと納得していた。ちょうどいい服があったので買い物しながら話した。ベルギー人でタイで洋服作って日本にも輸出しているが行ったことはないそうだ。妻はもちろんタイ人。景気を聞くと、中国人はいっぱい来るけど、観光地に行って写真撮るだけで買い物はしない。そりゃあそうだろうなあ、中国製が多いし。中国人にとってタイ製が魅力とも思えないし。ちょうどユーロが大幅に安くなったそうでヨーロッパからの客ががた落ちとのことだった。それからタイ人が世代交代でスマイルがなくなったねえ、という話になった。自分も感じていたことだった。価格交渉は、日本から行くとコミュニケーションの楽しみだったが、値段を付けている店も増えたように感じた。ベルギー人の店は値段が付いてなかった。「君達が気に入ったから安くする」と言ったが、これって今までタイ人が言ってたセリフだよな。初対面で、相手に合わせたセリフって高級なテクニックだ。

by kienlen | 2015-03-29 17:19 | | Comments(0)

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