少子化の話と年金制度

夕方「赤川先生がラジオに出ている」という連絡が友人からあった。それでNHKラジオをつけてみると、どうやら少子化特集をしているらしいが、すでに終了間近。赤川先生とは『子どもが減って何が悪いか!』という傑作の著者の赤川学先生。ちょうどS大学にいたので著書に関する講演も聞きに行ったことがあるが、今日のラジオの紹介によると東大の大学院に頭脳流出したようだ。番組では、リスナーからの意見を求めて、赤川さんがコメント、という進行だったらしく、その片鱗は聴くことができた。赤川さんによると、少子化問題=年金問題であり、これは世代間の配分の問題とせず、個人がかけた分を受け取る制度に改めれば何も問題ないでしょ、ということ。アナウンサーが、それも難しいことで…みたいに言いよどんでいたら、難しくない、と断言していた。若い世代が減るのだから、個人単位にしないと制度が崩壊するのは普通に考えれば分かる。掛け金を増額し続けたら払わない人はますます増えるだろう。世代間の支え合いなんてキャッチフレーズはやめて、君達に支えて欲しい年金制度、とした方が実態としては正直ではないだろうか。

ウチは2人で個人事業なので2人とも国民年金であるが、この負担は大きい。以前夫がタイにしばらく帰国することにした時、市役所にその間の免除申請に行った。日本人だと海外転出という手続きをすると免除されることは知っていた。ところが外国人は入管の管轄で、住民票に載らないから海外転出そのものがないということ。なんてこった。無駄とはいえ文句のひとつも言いたくなる。「外国人だったら長期間母国に滞在もあるでしょうに、免除制度がないってどういうことですか。そもそももらえるか分からないのを義務だから払っているのに!」と言うと先方は「年金は国の基幹にかかわるものなのでもらえないなんてことはあり得ない」と言った。そうですか、過去に在日の人達にとってきた措置等に鑑みて、国家の外国人政策が信用できると判断できる材料ばかりではないのですが。
by kienlen | 2006-06-02 20:48 | タイ人・外国人 | Comments(0)

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