電話友だち

心を病んで長年でもう廃人みたいな友人からは相変わらず毎晩電話がくる。頭は使わないがひたすら時間が必要な仕事を飛び入りで受けたので電話で話す時間が辛くて、理由を説明して「明日から2、3日電話しないでちょうだい」と言ったらすごく困っていた。別の人に電話してよと言うと、他の人だと話題がないんだよと言うから、私だって話題ないんだから次の2日で話題探しておいてと言うと分かったという感じで切れたが結局翌日もその次も電話があった。ただ、何度も何度もあったのだがたまたま映画見ていたりお風呂に入ったりで何度も何度も取れなかった。たまたま取れなかっただけだが、こちらは妄想が膨らむ。受信を拒否されていると思って絶望して死んじゃっても困るしなあ…。

しかしそんな風には感じられない人だ。大丈夫だろう。だいたいそのエネルギーをなくすよう薬が作用しているに違いない、こっちからかけなおす義理もないしと思いつつもあまりに重なって気になってかけなおしを一度してみた。お変わりなしだったので、電話代高いから切ると断ってすぐに切った。その時に、映画見てたんだと言うと、仕事終わったのかというから、そんな簡単に終わるもんかと言ったら、だったらなんで映画なのかと言うから、それも仕事なのと言った。これって結果的に話題を提供していることになるんだろうか。うーむ。それにしても不思議な心の病である。病気になる前と後の性格の違いが知りたくて色々聞くと答えはするのだが、知り合った時には病気になっていたので前のことが分からない。ただものすごく不可解なのは妙に素直であるということだ。何でそうなのと疑問を呈すると、だって医者が言うから、だって親が教えなかったからとか。病気のせいなんだろうか。彼と話していると、自分が妙に疑り深い人間に感じてしまう。

by kienlen | 2014-12-13 09:59 | その他雑感 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30