『日本の黒い霧(上)』

若い頃、読む本に困ったら松本清張という感じで何冊も読んだが、あまりに有名なこれを多分読んでなかったように思い本屋で文庫本を買ってみた。真っ先が下山国鉄総裁謀殺論。下山事件は、映画も、あと誰かが書いたノンフィクションなんかも良かったけど、こちらの松本推理も大変に興味深かった。それで結局今も真相は分かっていないんだろうか、多分そうだろうな。後はまったく知らない事件と名前くらいは聞いたことがあるなというのが続いた。白鳥事件というのがひじょうに面白かった。9.11を松本清張が生きていたらどう見るんだろうか。

最後は伊藤律。名前は知っているが、だからといって詳しく知っているわけではないのでいちいち、はあ、と思いながら読んだ。ものすごく面白い、というか、どれにも共通するが、怖い。で、伊藤律が途中で終わっていて(下)に続くとなっている。上下一緒に買っておいて良かった。本を読んでいる時間がなくて、読み終えるよりも買う冊数の方が断然多い。その上、昨日は時間つぶしに寄った図書館でも借りてしまった。追いつかないなんてもんじゃない。

by kienlen | 2014-10-17 21:09 | 読み物類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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