Shall we ダンス?

昨日、結局仕事ができなかった。こんなことなら別のことをすれば良かったと思うとそれもまたストレスなので思わないことにして、夜、無料映画のプログラムを見たら一度見てみたいなと思っていたこれがあった。面白かった。それで何が面白くて何が面白くないんだろうかといつものように考えた。柘榴坂が気になるからだ。あれ、ストーリーは面白いし部分部分も面白いところがいくつかあったけど、何で総体として良かったと感じられなかったんだろうか。で、このshall weはストーリーが斬新というのでもないし大作でもないし、劇場で見たらどう感じるのだろうかと想像しながら見た。そして最後も相当陳腐だったし。

それでも楽しめたのはやはり演技かなあ。それと、細部をやはりリアルに感じられるかどうか。例えば夫婦とか家族像。これは自分の状況と深く関係するかもしれないが、この映画のあの夫婦のある意味のよそよそしさというか、子どものあの感じとか、とても分かるなって感じだった。時代劇における夫婦関係というのは、その時代を自分が知らないから実感できないというのはあるだろうけど、いつの時代だって人間って単純な面とそうでない面があるだろうし、確固とした人間像というのは今ひとつ心を動かされない。ああ、こうしてみるとやはり自分は浪漫のない性格なのだ。きっと、あこがれで描かれるものに感動できないらしい。shall weの最後の方で子どもが父母の手をつながせる場面があったが、まさにあんな感じの経験がある。子どもって瞬間的に察知するのだ。他にも色々あるが、周防監督のに共通して、何気ないのに感動してしまうのはこういう細部。ありふれている現象に何を読むかってことだな、表現の前に。

by kienlen | 2014-10-14 08:05 | 映画類 | Comments(0)

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