市原悦子の語りと朗読会など

先週は色々あった週だった。動いていると何かした気分になってしまうが、自分にとって動いているということは仕事になってないに近いのである。が、それを考えると滅入るのでひたすらその場その場の対処に徹することにする。合言葉はひきずらない、それだけだ。しかしこれだと人間関係もなくなるよなという感じはあって孤独感が募るが、それも考えているとしょうがないので、合言葉を登場させることにする。そんな中でも声をかけてくれる人があり人間関係があるのはありがいことだと思い続けて幾年月になるのか、つまり人って変わらないと思っている自分にとって巷にあふれる変わりたい願望は基本理解できない。

昨日と一昨日、市原悦子の語りと朗読と対談というイベントに行った。素晴らしかった。彼女のことは名前と、昔テレビで見たことがあるなという以外に何も知らない。舞台女優だということも初めて知った。それは彼女を37年間撮り続けている写真家が、地方在住だと知る機会がないので知らせたいとの趣旨で写真展を併せて開催してくれたから知ったことだった。市原悦子が、撮った写真は私のものじゃないから口だししないと言ったのは、私はこういう人は好きだ。自分の道を極めようとしたらそうなるのが必然だと思う。そもそも極めるなんて無限で、それに向かうということは謙虚になるしかなくて謙虚になれば人を低次元でコントロールしようとか思わないはずだと思うから。朗読は野坂昭如の戦争童話集など。たまたま友人の誘いがあったから行ったもので、そんな機会がなければ知らなかったはず。ありがたいことだった。写真家と被写体との距離の話も、多分これは人によって違うと思うが自分的にはひじょうに納得できるものだった。素晴らしい時間だった。

by kienlen | 2014-10-13 11:19 | その他雑感 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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