小さなエピソード

昨日、出先で若い人たちのグループを見かけた。神社の境内。同行の一緒にいた中国人が「タイ人かな」と言った。言葉を聞くと分かるので耳から近づけて追いかけてみた。タイ語には聞こえないが…と思っていたら、その様子がよほどおかしかったのかどうか「ベトナムですよ」とあちらから声をかけてきた。ああ、ベトナムですか、ところで何用で?みたいな感じで話をした。話しかけてきた女性は日本語の上手なベトナム人だった。こういう時は「ベトナム行ったことあります」と言うのが一番。自分にしてもタイを歩いていて何人かと聞かれて日本人と答えて「行ったことある」とか「姪っ子が日本人と結婚している」とか言われるのが親しみを感じやすい。

それでそう言ったら「ホーチミンですか」と聞かれた。よほど皆さんはホーチミンに行くんだろうか。ホーチミンとフエとハノイと言った。彼らはダナンだそうだ。受け入れ団体であり、付き添いの日本人がすかさず「ベトナムの中でも治安のいい所」と説明してくれた。そうなんだ、でも何でそんな説明するんだろうかというのは分からなかった。ベトナムの治安についてよく聞かれているのかもしれない。しばらく立ち話をした。出歩く時はひとりのことがほとんどだが、昨日は珍しく合計3人の自分にとってはかなりな大所帯。その中のひとりが「××さんって鼻がきくよね」と言うので我ながら「そうだね、きくね」と胸をはってみた。実はこの一行に遭遇する前に通りがかりに見かけた建物に感じるものがあってわざわざ引き返して扉を開けてみたら、昨日の移動のテーマにぴったりだったのだった。とにかく小さなことでも自分を鼓舞していかないと、この孤独はなかなか厳しい。内向きなり。

by kienlen | 2014-07-30 08:05 | | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen
カレンダー