『病む女はなぜ村上春樹を読むか』

小谷野敦著。本屋でたまたま見つけて何となく買った。読み始めたら面白くて最後まで読んでしまった。何で面白かったかというと、ひとつはちょうど自分が若い頃に読んだような有名な作家がたくさん出て来て、なるほど自分はこういう本の影響を受けて来たのかもしれないと思ったらぞっとしつつ、納得もした。タイトルから、村上春樹のみを論じたものかと思っていたらそうではなくて、多分書き下ろしというわけではないのだろうな、ちょっとよく分からなかった。

村上春樹の本は海辺のカフカ以来新しいのを読んでなくて、でも友人から引き受けた本の中に村上春樹のがたくさんあって、昔のを読んで、うーむ、この年で読めないと感じて娘に村上春樹は読まないのかと聞くと、友達で好きな人はいるけど、みたいな反応だった。で、村上春樹がどういう評価なのかとも知らずいきなりこの本だけど、笑える所も結構あって楽しかった。文学評論なんて多分ほとんど読んだことないもんな。批評家が褒めてばかりなのを批判しているのは、そう思う。
by kienlen | 2014-07-24 20:55 | 読み物類 | Comments(0)

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