ブルー・ジャスミン

娘が帰って寂しくなると色々やる気がでなくなるのは分っていたので、昨夜は映画を見に行くことにした。7時半からという夜の部があった「ブルー・ジャスミン」。ウッディ・アレン監督というので話題になっているらしい。たまに覗いている映画評論家の辛口ブログで珍しくベタ褒めだったのが、行ってみようかなと思った大きな理由。観客は自分以外にカップル1組のみ。贅沢というか寂しいというか。主演のケイト・ブランシェットが良かった。体調によって輝いていたり疲弊していたりの変化の大きいのが、心の病をリアルに表しているように感じた。しかしこの映画って、何なんだろう。面白かったけど、だから何って感じが最後まであった。

展開は単純で、里子同士で育った姉妹の姉は美人で優秀で大金持ちと結婚して豪奢な生活を送り、似ていない妹は労働者の余裕のない暮らし。ところがこの大金持ちに見えた夫は実は詐欺師で転落。姉は、詐欺の被害者でもある妹の家に転がり込むよりしょうがなくて来たが…、というのを現在と過去を交互に描いて対比させながら進める。その過程で、豪奢な生活だって実はね、みたいな大変によくあるエピソードが織り込まれる。パーツパーツはとってもよくある話だから、安心感があるのかもしれないな。あるひとつを除いては意外性なしで、やっぱりの連続。そういうツボツボを刺激するためのものかもしれない。面白かったけど、これを誰にどうお勧めするかという対象は浮かんでこない。

by kienlen | 2014-07-07 08:48 | 映画類 | Comments(0)

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