無料の映画で「ヒトラーの旋律」

昨日の午後は寝ていた。そのまま寝続けるのもなあと思ってパソコンで無料の映画を見ることにした。たまあに見るのはいつも夜だけど初めて昼間から。あんまり重たいのは見たくないなと思いつつ、ついつい興味のあるヒトラー、それにリトアニアが舞台ということで、どんなものかと興味がわいて「ヒトラーの旋律」というのをクリックしてみた。残酷さに耐え難かったら途中でやめるつもりで、多分そうなると予想していたのに、これがひじょうに面白くて最後まで見てしまった。リトアニアのユダヤ人ゲットーが舞台で、そこに赴任したナチスの若い将校とユダヤ人たちとの鬼気迫るやりとりにハラハラし通し。これは事実に基づいているということだけど、それにしても知らないことだらけだ。

それにしても、集団とか組織の場合、どんな上司がいるかで生死が分かれる様子はこういうのを見ているとヒシヒシと感じる。もっともこの関係の分野の最後は悲惨になるのは目に見えていて、途中経過でも、これでうまくおさまるという選択はないわけで、結果に対しての不満が起きるわけで、それらに対してどういう態度を取るか、ものすごいことだ。常に利己的にふるまう人もいるし、常に葛藤しながら道を探る人もいるし、持てる能力をどこにどう使うか、などなど見ていてリラックスできる瞬間はもちろん一瞬もない。でも芸術の力を感じたり、この場でもここまでできる人がいたりという希望は点在している。私はすごく好きだったな、これ。それぞれが複雑な心情であることを表情で感じることもできたし、全体にとても良かった。
by kienlen | 2013-12-11 09:18 | 映画類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30